管理栄養士・パーソナルトレーナーのblog

管理栄養士・パーソナルトレーナーの観点から、栄養・心理学について学びのアウトプットをするブログ

満腹度を決めるのは、カロリーではなく味覚【ぜったい太らない食べ方】

 

 満腹ってどうやって感じるんだろ?と思い、調べる中で出会った一冊です。
 
 味覚や食べ合わせの研究を行っている通称「味博士」による『ぜったい太らない食べ方』(鈴木隆一著、日本文芸社)。
 
 実は血糖値の関係性などを科学的な見地から書かれている理論的な本を捜していて購入した本なので、正直思っていた内容ではないものの、確かに〜と納得できるところはあったのでシェアします。
 

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 【今日の学び】
 
満足度を決めるのは、カロリーは関係ない
 
ジョンズ・ホプキンス大学というところで行われた、ある実験を紹介しよう。
2つのグループの人に、スープを飲んだあとにチーズとクラッカーを食べてもらう。実はそのスープは、味は同じだけれど一方は高カロリーで、他方は低カロリーなんだ。
 
 摂取したカロリー量に満腹度が比例するんだったら、チーズとクラッカーを食べる量に差が出るはずだね。
 
 ところが、な、なんと。チーズとクラッカーの消費量はほぼ同等で、グループによる差は見られなかったというんだから、ビックリ!

 

 カロリーと満腹度が関係ないのなら、色々な工夫ができます。
 
 どうしても甘いものを食べたくなったら、寒天やゼリーなど低カロリーな物を食べることで、とりあえず満足させたり。
 
 工夫の仕方は次へ。
 
最凶の組み合わせは甘味と塩味
 
少ない量で食欲を抑える食べ方
 
 その1・・・似た味覚の刺激を多く受けると早く食欲が満たされる
 その2・・・複数の強い基本味刺激を同時に受けると食欲が増してしまう
 
※基本味とは、甘味、塩味、酸味、苦味、旨味の5種類のこと
 

 

 これは自分の経験を思い返すと、納得できます。
 
 デザート食べ放題に行って、ケーキをたくさん食べると、しょっぱい物が食べたくなりませんか?
 
 そこでスパゲティーなどしょっぱい物を、ひとくち口にすると、またケーキが食べることができてしまったり。
 
 ポテトチップスを食べていると、甘いものが食べたくなり、ポッキーを口にすると、しょっぱい物を欲し、またポテトチップスへ手が伸びて・・・エンドレスになる。
 
 こんな経験ありますよね。
 
 当たり前のことですが、読んでいて、確かに〜と納得してしまいました。
 
甘味と塩味を減らす方法
 
「甘味と塩味、つまり当分と塩分を控えるべし!特に両方を同時にとるのはもってのはか!」
 
「薄味でもおいしく食べられる方法があるよ。その救世主こそ、旨味」
 
旨味の正体は、グルタミン酸ナトリウムイノシン酸ナトリウム。何がスゴイって、旨味は、甘味や塩味を実際より強く感じさせてくれるんだ。
 
 
 コンビニやファーストフードで濃い味付けの物を食べるよりも、自炊でしっかり鰹節と昆布で出汁をとることが大切ってことですね!
 
 確かに栄養士になる前、コンビニやスーパーで惣菜を買っていたときは、食べても食べても満足できずに、食べ過ぎることが多かったような気がします。
 
 出汁をとったお味噌汁や、野菜を塩や味噌だけで味付けをし、素材を楽しみながら食事をしている今の方が、少量で満足している気がしていました。
 
 それは私が胃が小さくなった(少量でも満足できるようになった)だけだと思っていましたが、もしかしたらこういうことも関係あるのかもしれないという気づきがありました。
 
 そんな今でも、外食をする際には、色んな種類の料理を食べるので、様々な基本味を同時に受け取っているから、食欲が増すのかも!?
 
 お酒だけのせいにしていましたが、そんな気づきもありました。
 
 これからは少しこんなことも考えながら食事をしてみようと思います。
 
 
 エビデンス(科学的根拠)あるの!?といった内容の本ですが、多くの気づきがある本でした。
 
 これを読んでもぜったい太らないのは難しいと思いますが、ひとつの考えとしてどうぞ!