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便秘は悪玉菌を増やす温床【「腸内酵素力」で、ボケもがんも寄りつかない】②

 『「腸内酵素力」で、ボケもがんも寄りつかない』(高畑宗明著、講談社)前回の続きです。

 

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悪玉菌だって体に必要

 

 

  • 体によい影響を与える酵素をつくる腸内細菌は善玉菌
  • 悪い影響を与える酵素をつくるなら悪玉菌

 

と呼ばれます。

 

 体が悪玉菌を排除しないのにもわけがあって、コレラ菌サルモネラ菌など強力な菌がきたときには、悪玉菌が攻撃してくれるからです。

 

 

 【悪玉菌=悪い】そんなイメージが強いですが、体に悪いだけではないらしいです。体から排除されないのには、それなりの理由があるからということですね。

 

 

善玉菌と悪玉菌のバランスが大切

 

 腸内バランスが崩れて善玉菌より悪玉菌が優勢になると、悪玉菌のもつ酵素によって、硫黄化水素、アンモニアインドール、アミンなど、さまざまな毒素やガスが腸内でつくられてしまいます。

 

 そして、これらの持つ毒性が、多くの病気の引き金になっていることがわかってきました。

 

 悪玉菌も体には必要ですが、善玉菌とのバランスが大切ってことです。

 

 

 そのバランスを左右するのが、普段の食生活。

 

 

 私たちの食生活は、大きく健康に影響しているんです。

 

 

 直接的に因果関係がわからないからこそ、食は軽視されがちです。

 

 

 だからこそ、こういった情報をひとりひとりが知ることも大切だと私は思います。

 

 

便秘が悪玉菌を増やす温床

 

 便秘が続き腸に便が溜まっていると、腸内が悪玉菌の増えやすいアルカリ性になってしまうからです。

 

 便秘などで腸内環境が悪化していると、腸内で腐敗が起こり、悪玉菌の酵素によって新たな毒素が発生してしまいます。こうなると、肝臓は新たな毒素の解毒に追われて機能が低下し、脂肪の分解や吸収が滞ることで、目に見えるかたちで肌荒れなどが起こり始めます。

 

 この状態がさらに続くと、血管を通して毒素が全身をめぐり、がんや動脈硬化、腎不全などを引き起こすとも著者か書いています。

 

 

 この根拠として、便秘のグループと健常の方のグループに分け、便秘のグループの方が、ビフィズス菌といった善玉菌が少ないという実験結果も本に記載してあります。

 

 

 女性クライアントの多くが便秘です。

 

 

 ここまで便秘が明らかに体に悪いことがわかっている場合は、改善は必須です。

 

 

 まず日々の食事の中に野菜が少なく、食物繊維の摂取が圧倒的に足りていない方に関しては、野菜を多めに摂取するだけで変化があります。

 

 

 後は、私が必ず聞くのは、乳製品の摂取に関してです。

 

 

 お腹に良いイメージあるヨーグルトですが、体に合わない人にとっては便秘の原因になると私は考えています。

 

 

 実は日本人の7割以上は乳糖不耐症という乳製品を分解できない体質だと言われています。

 

 

 判断方法としては、牛乳を飲んでお腹を下す人は間違いありません。

 

 

 そんな方には、私はヨーグルトをオススメしません。

 

 

 私は学生の頃、ヨーグルトが便秘を助長していたという過去があるからです。

 

 

 乳糖不耐症は、①お腹を下すタイプと、②ガスが発生しお腹が張るタイプの方がいます。

 

 

 ①の方は乳製品が体に合わないことに気がつきやすいのですが、②の方は原因が乳製品だと気がつきづらいので注意です。

 

 

 私は後者のタイプなので、まさか乳製品でお腹が張っているなんてことに気がついておらず、便秘だからヨーグルトを食べる→より便秘になる→さらにヨーグルトを食べるという悪循環なスパイラルに陥っていました。

 

 

 栄養学校の授業で乳糖不耐症について学び、

 

 

「これ自分のことだ!」

 

 

 と、気がつき、ヨーグルトをはじめ、乳製品の摂取を制限したところ、便秘はすっきり改善しました。

 

 

 ヨーグルトを食べることで、ヨーグルトの良い菌のお陰で快腸になるのはアリですが、乳糖不耐症のせいで下すことで便秘が解消している方がたまにいますが、要は体に合わず下痢になっているだけなので、私はナシだと思います。

 

  

 というように、合わないモノを食べることでも便秘は引き起こります。

 

 

 逆に、これを食べると次の日は快腸といった食べ物も人それぞれあります。

 

 

 私の場合は、キャベツをたくさん食べると100%次の日は快腸です。

 

 

 自らの食生活と向き合い、自分に合うモノ合わないモノ、そんなことに気がつくことも大切です。

 

 

 毎日食生活と是非、しっかりと向き合ってみてください。

 

 

 次回は腸と免疫について書きます。